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自衛隊式:筋トレの注意点とは?


すっかり夏ですね。おはようございます。
今日から朝走ることにした元自衛官の
伊藤です(走り終わってブログ書いてます)。

これまでに自宅で出来る簡単な自衛隊式
筋トレを紹介してきました。

今回はその自衛隊式筋トレの注意点をしっかり
とお伝えしようと思います。

筋トレをする目的は筋肉や、体力を向上することです。
それに対して、筋トレで絶対にしてはいけないことは

怪我をすることです。

当たり前すぎて説明するまでもありませんが
あえて説明します。
怪我をすると、まず怪我が治るまで

安静にしてなければなりません。
ひどい時は病院や整体に行くこともあるでしょう。)

そして怪我が治ると筋トレをするのが怖くなって
筋トレを敬遠するようになります

そうなると悪循環ですよね。
なので怪我には細心の注意を払わなければ
なりません

私は自衛隊在籍していた10年間で怪我は
もちろん、風邪もひいたことがありません

それは常に怪我をしないように、気を張り、
事前の準備(睡眠・食事・休養)をきちんと
していたからだと思います。

自衛隊では怪我や風邪で訓練を休むと外出禁止
(自粛?)になるから、必死だった気もしますけど。

では怪我をしないためにはどうしたらいいのか?
具体的には以下の注意点を守ってください。

1 準備体操、クールダウン、ストレッチを
 しっかりする。

2 体調が悪かったり、関節や筋肉が痛ければ
 無理して筋トレしない

3 筋トレをする時は、関節を伸ばしきって、
 骨で体を支えないようにする

1、2はそのままです。特に説明の必要はないでしょう。
あえて書いたのは、意外とそういう人が多い気が
するからです。

1,2を守らないで怪我をしたならそれは完全に
自己責任です。

教官時代にも1,2はしつこく指導しました。
それでも怪我をする隊員はいましたが、そういう
隊員は1を適当にしている隊員が多かった気がします。

さて3は少しわかりずらいので詳しく説明
していきます。

筋トレの目的は

筋肉をつかって(破壊)、筋肉を大きくすることです

骨を使ってしまうと筋肉に刺激がいかず関節
に負担がかかります。

腕立て伏せで説明すると、腕を伸ばしきって
しまうと肘で体を支えることになり、腕の筋肉
に負荷がかからず、とても楽に感じます

楽な状態は間違いだと思って下さい。

正しい腕立ての肘は伸ばしきる直前で我慢して
また下げます。筋肉のみを使うことを意識します。


上の写真が正しい肘の使い方です。



上の写真は肘がロックしている状態です。

2枚の写真で肘の違いがわかりますよね?

スクワットでも同様に、膝を伸ばしきると膝を
痛めます。なので伸ばしきる直前でまた下げましょう。
特に膝は痛めやすいので、直前ではなく、余裕を
もって曲げた方がいいでしょう。

ではあなたも体感してみてください。

腕立てを肘を伸ばしきった時と、直前で
我慢した時の筋肉はどう違うのか?

スクワットを膝を伸ばしきった時と、直前で
我慢した時の筋肉はどう違うのか?

ちなみに関節を伸ばしきった状態のことを

ロックといいます。

ロック状態は筋肉がなくても、骨の力を
使うので、大きな力を発揮することが出来ます。

引越しやさんがとても重たい大きな冷蔵庫や
タンスを運ぶ時は肘をロックして運んでいます

昔アルバイトをしていた経験があるので
よくわかりますがロックしないと持てないの
で自然とそうなるんです。

少し話がそれましたが、あなたがこれから
自衛隊式筋トレで肉体改造していくのなら
怪我を絶対しないためにも、今日からは

肘、膝、腰はロック状態にしないように
注意しましょう!

当然筋肉はプルプルふるえ、きつくなりますが

それこそが正しい筋トレの姿なのです!

痛みなくして進化なし

ただし
肘、膝が痛ければ退化していく

以上を肝に銘じて、筋トレの注意点をよく守り、
これからも自衛隊式筋トレがんばって
いきましょう!!!




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