メンタルを向上させるには?!


こんばんは。埼玉県越谷市と川口市、春日部にある自衛隊式トレーニングジムアーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。

テニスの4大大会の1つ、女子全米テニスで大坂なおみ選手が日本人として初めてメジャー大会で優勝しました!!!



その愛くるしいキャラクターが注目されていますが、今回優勝した大きな原因として「メンタル面の向上」と「7キロの減量」がメディア等で取り上げられています。

そこで今回は「メンタルの向上」について私の考えを少し話したいと思います。

2年前までの大坂選手は、試合中に泣いたりキレたり、感情の起伏が激しい選手として有名でした。

それが1年前からコーチが変わり、(コーチの影響で)大きくメンタル面でプラスに作用したと伝えられています。

いわく、そのコーチはとても「ポジティブ」で、良い意味でとても「おおざっぱ?」だそうです。





そのコーチのメンタル指導&影響を受けて、ミスをしても「今のは仕方ないな~我慢、我慢」と思えるようになったらしいです。

大坂選手は元々繊細で内向的で完璧主義らしいので、ハマれば強かったのですが、ミスをしだすと自滅するパターンが多かったと言われています。

それが今回はミスをしても、キレたりせずにとてもよく「我慢」していたと思います(対戦相手のセリーナはラケットを折ったり、審判にクレームをつけたりしていて、本当に対照的な振る舞いでした。。。)。



ミスをした時に「最悪だ・・・私は本当にダメだな・・・」と思って自分を責めたり人を責めたりするか、「ドンマイ。次があるさ!」と思えるかは選手としても、人としても大きな違いがあると思います。

今回大坂選手のメディア等の特集の中で、大坂選手がよく口にしていた言葉で印象的だったのが「我慢」でした。

「我慢」という言葉を意識して口に出せること自体、大坂選手のメンタルが数年前よりも数段向上していた証のような気がします。

人生でもトレーニング(スポーツ)でも、楽しい時は何でもうまくいくものですが、苦しい時にどれだけ我慢して前に進めるかで結果が大きく違うと思います。

 

極論ですが、メンタルを向上させるには楽しいことよりも苦しいこと、つらいことを経験(我慢)した方がより効果があると私は思っています。

自衛隊在籍時は「規律と訓練」のおかげで「我慢」することが当たり前でした。。。入隊当初は特に「規律」が嫌で嫌で仕方なかったのですが、厳しい規律を経験したおかげで?今はそこそこ我慢強い方?だと思います(^_^;)



トレーニングで言えば最初は運動すること自体楽しいことの方が多いかと思いますが、トレーニングが追い込めるようになってくるとトレーニングすることがつらい・・・と思うことも多くなります。。。

今回大坂選手は7キロも減量したのですが、筋肉はしっかりついていたところを見ると、かなりハードな筋トレと厳しい食事制限をしたことが推測出来ます。



筋トレと食事で自分を追い込めたことも「メンタルの向上」につながっているのではないかと思います。

 

「追い込む=我慢する」

そして・・・我慢する(できた)ことが、メンタルの成長につながると確信しています。

楽しいこと、楽なことばかりしているとメンタルは向上しません。。。

当たり前ですが、人生でも仕事でも、トレーニングでも、スポーツでも何でも、苦しいこと辛いことを我慢した先に、結果はもちろん、楽しさややりがいや自信が生まれるものだと思います。

人生や仕事が順調な方?でよりメンタルを向上させたい方は、ぜひ筋トレをして自分を追い込んで、メンタルを向上させてほしいと思います。

ただしメンタルをしっかり向上させたい方は「楽な」筋トレではなく、「きつくてしっかり効果が出る」筋トレをしましょう!!!

それでは、また。

 

追伸

本屋さんには「楽して痩せる」などの肉体改造やダイエット本がたくさんありますが、効果があるかどうかは別として、そういう類の本が私は嫌いです(-_-)

楽して手に入れたものは、簡単に手放すものだと私は思っています。。。

我慢して・・・苦労して・・・努力して・・・

手に入れたものが本物だと私は思います。

 

 

 

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