Tag Archives: マッサージ

筋肉痛にはしっかりアフターケアを!


こんばんは。埼玉県越谷市と川口市、春日部にある自衛隊式トレーニングジムアーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。

11月になりました!先月10/28に開催した「レンジャー漫談&コント」は大盛況で終わりました!!!30名以上の会員さまにご来場いただいて、レンジャー佐々木の漫談と、5本ものコントを楽しんでいただきました(^O^)





また機会があれば年に1回ほど?開催できればと思っています!?

 

さて、本日は筋肉痛のアフターケアについて少しお話したいと思います。

筋肉痛は遅れてやってくることから「遅発性筋肉痛」と呼ばれています。その中でも5つの要素「乳酸」「筋痙攣(こわばり)」「結合組織損傷」「筋肉損傷」「炎症」があります。

トレーニングによる過度な刺激が筋肉を損傷し、上記のような状態を引き起こして筋肉痛が発症すると考えられています。

筋肉痛はトレーニング後24時間頃から発症し、その後72時間までの間にピークを迎えるとされています。





筋肉痛発症間は、筋力の減少とともに関節の可動範囲が狭くなり、運動のパフォーマンスが低下します。

筋肉痛が回復していない場合、十分にトレーニングの総負荷量(ボリューム・強度)を高めることが出来ません。。。


 

筋肉痛は蜜の味・・・とは言いますが、筋肉痛から早く回復することは悪いことではありません!

そのために筋肉痛を予防・改善するためのアフターケアが重要になります。

アフターケアとして、マッサージ、寒冷療法、交代浴、冷水浴、ストレッチ、軽い運動(ジョギングやウォーキングなど)、加圧ウェアの着用、電気刺激などがあります。

アフターケアでどれが筋肉痛・疲労感・炎症に一番効果あるか?という実験分析報告があるので、それを簡単に紹介すると・・・

筋肉痛に1番改善効果があるのは「マッサージ」で、次いで軽い運動、加圧ウェア、寒冷療法、交代浴、冷水浴による効果が認められましたが、ストレッチや電気刺激による効果は見られませんでした。

疲労感の改善効果においても「マッサージ」が1番効果が高く、次いで加圧ウェア、冷水浴による改善効果が見られました。その他の寒冷療法、ストレッチ、軽い運動、交代浴、電気刺激による効果は認められませんでした

炎症の改善効果には冷水浴や寒冷療法がもっとも効果的であったと報告されています。

つまり・・・意外ですが、ストレッチによる筋肉痛や疲労感への改善効果は認められませんでした

 

新しいトレーニングにチャレンジしたときや、オーバートレーニングのときには筋肉痛が生じやすくなります。そのときはアフターケアとしてマッサージを選択すると良いでしょう!

ストレッチによる筋肉痛の予防効果は期待できませんが、柔軟性や筋肉のこわばりの改善を目的に行うことは推奨されています

 

私個人の話をすれば、今年からドクターエアの電動マッサージローラーをジムに導入したので、自分のトレーニング後には必ず15~30分程度電動マッサージするようにしています。



やはり上記の実験報告通り、翌日以降の筋肉痛がかなり軽減されてるような感じがしています(^_^;)

もしアーミーフィットネスジムの会員さまで、トレーニング後いつも筋肉痛が痛すぎて困る(T_T)という方は、ぜひジム内に置いてある電動マッサージローラ―をトレーニング後10分程度使用してみてください!!!

それでは、また。

 

追伸

ドクターエアの電動マッサージローラーは1万円くらいなので、自分の家にも1つあってもいいかなと思っています(^o^)

 

 

 

 

Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

トレーニングは計画的に(^_^;)


こんにちは。埼玉県越谷市と川口市、春日部にある自衛隊式トレーニングジムアーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。

山本キッドさんが永眠されました。41歳でという若さで、私と同じ学年ということで、しかもとても好きな格闘家ということでとても残念です。

消化器系のガンということで2年前から治療していたということですが、若いから進行が早かったのでしょうか・・・

心よりご冥福をお祈りいたします。



さて本日はトレーニングの計画について少しお話したいと思います。

トレーニングされている方の中には、スポーツ選手はもちろん、学生や主婦、サラリーマンなど様々な職業、立場の方がいます。

中にはガテン系の仕事や自衛官や消防などカラダを動かすことが前提の仕事もあれば、1日中デスクワークという方も少なくないかと思います。

私が大宮で現役自衛官だった時の話を少しすると、大宮駅近くの「ジェクサー大宮」に通っていたのですが、上司からは「任務に支障があるなら辞めるように」と言われていました(当たり前ですが)。。。

実際に駐屯地では運動できる環境が充分ありますし、訓練でもカラダを動かすことが多かったので、スポーツクラブに通う必要はほとんどありませんでした

それでもスポーツクラブに通ったのは、自分の中で「ストレス発散や気分転換出来る場」として1週間の中で大事に計画していたからです。仕事に好影響があったのはいうまでもありません(^O^)



一方新隊員の区隊付や班長として勤務していた時は、新隊員のスケジュールを確認して、新隊員がケガをしないで体力向上するために、座学が多い日は体力錬成を強めに計画したり、逆に戦闘訓練が多い日は、ストレッチやマッサージを計画することもありました。

少し話がそれましたが・・・要するに「何が一番大事か」よく考えて、ケガをしないで目標達成するために、きちんと計画的にトレーニングをしないといけないということです。

ほとんどの方は仕事や家庭が第一でしょうから、大事な仕事や家庭のイベントがある前日(当日?)に激しくトレーニングするのは控えた方が良いと思います(^_^;)

しかし中には、仕事よりも家庭よりも「今はトレーニングを大事にしたい!!!」方もいるでしょう(例えばボディビルの大会に出るような方たち)。

仕事場や家庭で理解があれば何も問題ないとは思いますけど(^_^;)、ケガやオーバートレーニングには十分気を付けてトレーニングに励んでほしいと思います!

私個人の話をすれば、BIG3をメインに毎週トレーニングしていますが、月に1,2回週末ボクシングジムに練習に行く時は、その週のトレーニングではBIG3で扱う重量やセット数は軽くします

激しく追い込んで、週末スパーリングなどした時に本調子でなかったら情けないし、相手の方にも申し訳ないからです。。。

あとは週間予定、月間予定を何となく組んで、月に1回は高重量(自分の限界重量)にチャレンジするようにしています。

毎週毎週自分の限界重量にチャレンジしていたら、きっとケガをしたり、トレーニングすることが嫌になる気がします(-_-)



アーミーフィットネスジムではほとんどの方が30分のサーキットトレーニングをされています。

ライフスタイルによって平日、もしくは土日祝日の決まった時間にジムに来る方が多いですが、仕事の都合や体調の好不調、イベントなどを考慮してトレーニングを「いつ・どれくらい」するのか調整・計画をしっかりしましょう!

トレーニングの頻度は週に1回で確実に筋肉や体力が向上します。さらに週に2回で週1回の約4倍の効果があると言われています。

一方で2週間に1回で現状キープ1ヶ月何もしていないと確実に筋肉・体力は落ちると言われています。

ですので、どんなに忙しくても疲れていても、頑張って最低でも「2週間に1回」はトレーニングしにジムに来ていただきたいと思います(^_^;)

ちなみにフリーウェイトなどで毎日鍛える部位をしっかり分ければ、毎日筋トレしても大丈夫です。各種コンテストに出る方などは週5回、時間も2~3時間トレーニングしている方が多いみたいです(゜-゜)

 

いくらやる気があっても、無計画に月に1日だけ、1回だけ頑張ってたくさんトレーニングしても効果は出ません。。。

1週間、1か月、1年・・・淡々と長く計画的に継続しないと肉体改造効果は望めません。。。



怪我せず、モチベーションを維持して、トレーニングを継続して肉体改造を成功させるには気まぐれにトレーニングしてもダメなんです・・・(T_T)

あなたもまずは1週間、1ヶ月のトレーニング計画をなんとなくでよいのでイメージしながら、ジムなり家でトレーニングに臨んでほしいと思います!

それでは、また。

 

追伸

トレーニングに加えて、食事(&休養)も気にしないとカラダは変わりません。。。厳しい食事制限は効果も出ますが、ストレスもかかります。。。

ストレスないトレーニングと食事のバランスをどうすればいいのか?をいつも考えている今日この頃です・・・(^_^;)

 

 

 

 

Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

腰痛の原因の85%は原因不明!?


こんばんは。埼玉県越谷市にある
アーミーフィットネスジム
伊藤隊長です。

突然ですが・・・

あなたはぎっくり腰になったことがありますか!?



 

 

 

 

 

私は自衛官時代訓練中に一度だけなったことがあって、
3日間動けない位のぎっくり腰になったことがあります
。。。

あまりにも痛かったので、絶対折れてる!と思った
のですが、レントゲンを撮ってもらって整形外科の
医者の診断は骨には何も異常がない、ただの
「ぎっくり腰」でした・・・

そんなわけで今日は少し「ぎっくり腰・腰痛」について
少しお話したいと思います。

ぎっくり腰になって医者からコルセットを渡されて、
言われたことは

「本当に痛いとき以外コルセットは使わないように
してください」

さらに

「これからは自分で筋肉のコルセットを作るように
してください」

要するに腹筋と背筋、腰周りの筋肉を鍛えてくださいという
ことです。

それまでは腹筋は筋トレしていましたが、背筋は全く
していなかったので、バランスが悪かったんだと
思います。

それ以来、背筋特に腰を「スクワット」でしっかり
意識しながら鍛えて、それ以来ぎっくり腰や腰痛に
なったことはありません。

ぎっくり腰と違って慢性的な腰痛の主な原因は
「筋肉不足」ではありません

実は「ストレス」が大きな腰痛の原因だと言われています。

肥満や妊娠、内臓疾患、椎間板の異常による椎間板
ヘルニアを原因とする腰痛のケースは15%程度
らしいです。

残り85%の腰痛は原因不明とされ、そこで考えられる
のが精神的な要因、つまり「ストレス」です。

もし筋肉や骨格が腰痛の全ての原因なら、高齢者が一番
慢性的な腰痛を抱えているはずです。

しかし、慢性的な腰痛を抱えている人は圧倒的に
「40代の女性」が多いというデータがあります。

その40代の女性の中でもバリバリ働いている女性が
腰痛を訴えているケースが多いのです。

そのことから働き盛りの女性が特に大きなストレスを
抱えて腰痛になっているのではと疑われています。



 

 

 

 

 

椎間板ヘルニアに関する研究では、以下のような興味
深いデータもあります。

「腰痛がなく、腰痛経験もない健康な人」46名を
画像診断してみると、なんと76%の人が「椎間板
ヘルニア」と診断され、85%の人に椎間板の変形が
発見されたのです!

なぜ変形があるにも関わらず、腰痛を感じないのかも
精神的な要素が大きく関わっていると言われています。

それは「ドーパミンシステム」という人体のしくみと
関係があります。

簡単に言うと、ドーパミンシステムが正常に働いている
痛みを抑える「オピオイド」という脳内物質が分泌
され、痛みを感じにくくなります

ただしオピオイドは「ストレス」によって減少して
しまうため、痛みを強く感じてしまうのです。

逆に言えばヘルニアそのものを治さなくても、ストレスを
解消させればオピオイドが分泌されて腰痛が抑えられる
ということです。

こうした理由から日本整形外科学会では、ストレスを
原因とする腰痛に対して、1ヶ月以上痛む場合は、
「カウンセリング療法」を強く推奨しています。

3ヶ月以上痛む場合は抗うつ薬の投薬も強く推奨
しています。

ちなみにカウンセリング、抗うつ薬の投薬以外では
「腰痛コルセットの使用」、「温熱療法(3ヶ月未満
の痛み)」が推奨されています。

意外ですが、「安静にしている」は「推奨しない」
されています。。。

さらに意外ですが「マッサージ(整体)」も推奨しない
されています。。。

世界の腰痛診療ガイドラインには腰痛が起きたとき、
安静が推奨されない理由を以下のように発表しています。

・安静にしていることによって、腰痛を悪化させる
恐れがある

・横になって塞ぎ込むことで痛みが増す

・何もしないでいると意識は痛みにばかりいく

・痛みというストレスが高まり悪循環になる

 

私自身過去ぎっくり腰になった時は、最初はまだ歩けた
のに家に帰ってベッドに横になった途端、どんどん
ひどくなっていったことをよく覚えています。

痛くて、寝返りも打てず、夜一睡も出来なかったのを
今でもはっきり覚えています・・・

今思えば、あの時、横にならず歩いたりして、カラダを
動かし、何か痛みを忘れるような楽しいことをするべき
だったのかもしれません。

幸いあれ以来、一度もぎっくり腰になったことはあり
ませんが、ジムの会員さまでもぎっくり腰になる方は
たまにいます。

その時は安易に安静にさせず、横にさせないように
指導しようと今回調べて思いました。

あなたもぎっくり腰や腰痛にならないように日頃から
ストレスを溜めないようにうまくストレス発散して
ください!

もしぎっくり腰かも!?と思っても安易に横にならない
ようにご注意を!

それでは、また。

 

追伸

アーミーフィットネスジムの会員さまでも慢性的な
腰痛を持っている方も30~40代の働いている女性
会員さまが多いように感じます。

腰痛持ちの会員さまには、しっかりストレス発散
してもらえるようにトレーニングメニューを考えようと
思っています。

 

 

Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,