Tag Archives: 高齢者

筋肉を「維持する」という考え方


こんばんは。埼玉県越谷市と川口市にある自衛隊式トレーニングジム「アーミーフィットネスジム」伊藤隊長です。

先週20日(日)はワールドスポーツボクシングジムで開催されたスパーリング大会「足立ボンバイエ」アーミーフィットネスジムから私以下大人5名、キッズ2名が参加させていただきました!

以前のブログで私は今回は参加を見送ると書きましたが・・・
前言撤回!今回も参加させていただくことにしました!

理由はいろいろありますが、一番大きな理由はいつ怪我や病気、仕事の都合などで参加できなくなるかわからないので、現在参加できる環境なら参加しようと思ったからです。

半年前に比べてどれだけ成長したか確かめる貴重な真剣勝負の場でもあるので、全力で頑張ってきました!(結果は追伸で!)

 

さて、本日は筋肉を「維持する」という考え方について少し私の考えを書きたいと思います。

最近よくテレビや本などで健康や介護予防のために様々な高齢者の運動の取り組み特集がされているのを見かけますが、私が見て思うのはなぜもう少しはやく、40代くらいから運動習慣をつけなかったのかということです。

40歳以降年々筋肉は1%落ちていくと言われているので、60歳になった時には40歳の時より20%も筋肉が落ちている計算になります。





 

筋肉はつけるのは大変ですが、落ちるのは簡単であっという間です。
筋肉をつける、落とすという考え方の他に、もう一つ筋肉を維持するという考え方がとても重要で、これなら比較的簡単に継続していけると思っています。

一般的に筋肉をつけるには週に1回(理想は2,3回)以上筋トレをしないといけませんが、筋肉を維持するなら2,3週間に1回だけ筋トレをしていれば良いと言われています(諸説あります)。

 

もしも・・・40歳から2,3週間に1回筋トレをはじめて、たんたんと継続出来ていれば60歳になっても40歳の時の筋肉のままです(理論上は)!

当たり前ですが60代になってから健康のために運動しようと思っても腰やひざが痛かったり、体力も落ちているので、軽い運動でさえしんどいと思います。。。

それでも健康のためには運動は絶対に必要ですので、いくつになっても運動を始めるのに遅いということはないのですが・・・それでもやはり早いに越したことはないと私は思っています。

そして運動を始める時期は、筋肉が落ち始めるアラフォーがベストだと私は確信しています。



「40代になったら2,3週間に1回は何かしらの運動やスポーツ、トレーニングをしてほしい」と私は強く思います。

40代は20代に較べればもちろん体力の低下は感じるでしょうが、筋力はまだそれほど低下しているわけではないので運動を始めるにはとても良い時期だと思います。

ぜひアラフォーになったら健康のためにも2,3週間に1回運動をして将来健康な60代を目指してほしいと思います。



 

・・・個人的には60になってからあわてて運動を始めるのは本当にしんどいと思いますし、都合の良い話のような気もします。(開き直って全く運動しない高齢者もどうかと思いますが。。。)

もっとマスメディアが高齢者の運動の重要性だけでなく、40代からの運動の重要性も強く発信して、高齢者だけでなくたくさんのアラフォーが運動に前向きになってくれればと思っています。

それでは、また。

 

追伸

冒頭にも書きましたが、スパーリング大会の結果は「1勝6敗」でした。。。

キッズ2名はU-15の全国大会常連相手に大変頑張りましたし、私も負けはしましたが、得るものもとても大きかったと感じることが出来たので参戦して本当に良かったと思っています。

他の会員さまもたくさん得たものがあったと言っていたので良い経験になったと思います。

次回もまた参加できる状態なら参加します!

ワールドスポーツボクシングジムの会長さま、トレーナーさま、スタッフの方々さま、本当にありがとうございました。

 

 

 

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2016年4月から変更すること~女性専用時間の変更~


こんにちは。埼玉県越谷市にある
アーミーフィットネスジム
伊藤隊長です。

新しい年になって会員さまを見てみると、心機一転
やる気スイッチの入っている方が多いように思います。

プライベートアーミーの方も何名か入会があって
やる気のある方のトレーニング指導はやりがいが
あります!

ぜひこのやる気を「継続」して1年過ごして欲しいなと
思います。

 

さて本日は、2016年4月からアーミーフィットネスジム
の変更することについて説明したいと思います。

2016年4月1日よりアーミーフィットネスジムは大きく
2つの変更を予定しています。

1つ目は「女性専用時間の変更」

2つ目は「子供料金の変更」

以上の2点です。

今回は女性専用時間の変更について説明していきたいと
思います。

現在アーミーフィットネスジムでは平日の10時から
17時までは女性専用時間としています。

10時から12時までに主婦の会員さまがお子様連れで
10人くらい来店されます。

しかしその後は17時までにポツポツと5~10人程度
の女性会員が来店される程度です。

 

最近、男性からのお問い合わせで「平日の日中、ジムを
使いたい」というものが多いのです。

確かに飲食店やサービス関係の仕事をされている男性は
火曜や水曜休みの方が多いのではないでしょうか?

そうした男性は日中は比較的時間があっても、夜は
家族でご飯を食べたり、飲みに行ったりしたいから
夜にジムに行かないのはよくわかる気がします。



 

←越谷はbarも多いんです!

 

 

飲食店やサービス業の男性にも運動をして欲しい!

という理由からアーミーフィットネスジムでは4月1日
から平日13時から男性も利用可能とします!

つまり女性専門時間を平日10時から13時までに
短縮変更します。

 

平日の夜や休日は仕事だけど、平日の日中なら時間があると
いう多くの男性の見学・無料体験、心よりお待ちしています!

女性の会員さまには申し訳ありませんが、何卒ご理解
の程をよろしくお願い致しますm(_ _)m

それでは、また。

 

追伸

ジムオープン当初は女性専門時間を設定していません
でした。

ある日、男性の高齢者が昼間体験に来て、トレーニング
終了後2時間くらいずっと自由に一人で柔術の練習を
していたことがありました・・・

その方の入会はもちろん断りました。。。

そんなこともあり女性専門時間を設定したのです。

アーミーフィットネスジムは総合格闘技のジムでも、
時間を持て余している?高齢者が自由にトレーニング
したりするジムでもありません。。。

自衛隊式30分サーキットトレーニングで真剣に短時間で
肉体改造したい方のジムです!

30分のサーキットトレーニング終了後ほかの人の邪魔に
ならないようにトレーニングするならまだしも、2時間も
3時間もダラダラトレーニングする時間があるなら、大手
総合スポーツクラブに行ってトレーニングした方がいいでしょう。。。

私だって毎日自由な時間が3時間以上取れるなら総合
スポーツクラブに行きますよ。。。

ぜひそこのところをよく考えて一度ジムに見学・体験に来て
いただきたいと思います。

 

 

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腰痛の原因の85%は原因不明!?


こんばんは。埼玉県越谷市にある
アーミーフィットネスジム
伊藤隊長です。

突然ですが・・・

あなたはぎっくり腰になったことがありますか!?



 

 

 

 

 

私は自衛官時代訓練中に一度だけなったことがあって、
3日間動けない位のぎっくり腰になったことがあります
。。。

あまりにも痛かったので、絶対折れてる!と思った
のですが、レントゲンを撮ってもらって整形外科の
医者の診断は骨には何も異常がない、ただの
「ぎっくり腰」でした・・・

そんなわけで今日は少し「ぎっくり腰・腰痛」について
少しお話したいと思います。

ぎっくり腰になって医者からコルセットを渡されて、
言われたことは

「本当に痛いとき以外コルセットは使わないように
してください」

さらに

「これからは自分で筋肉のコルセットを作るように
してください」

要するに腹筋と背筋、腰周りの筋肉を鍛えてくださいという
ことです。

それまでは腹筋は筋トレしていましたが、背筋は全く
していなかったので、バランスが悪かったんだと
思います。

それ以来、背筋特に腰を「スクワット」でしっかり
意識しながら鍛えて、それ以来ぎっくり腰や腰痛に
なったことはありません。

ぎっくり腰と違って慢性的な腰痛の主な原因は
「筋肉不足」ではありません

実は「ストレス」が大きな腰痛の原因だと言われています。

肥満や妊娠、内臓疾患、椎間板の異常による椎間板
ヘルニアを原因とする腰痛のケースは15%程度
らしいです。

残り85%の腰痛は原因不明とされ、そこで考えられる
のが精神的な要因、つまり「ストレス」です。

もし筋肉や骨格が腰痛の全ての原因なら、高齢者が一番
慢性的な腰痛を抱えているはずです。

しかし、慢性的な腰痛を抱えている人は圧倒的に
「40代の女性」が多いというデータがあります。

その40代の女性の中でもバリバリ働いている女性が
腰痛を訴えているケースが多いのです。

そのことから働き盛りの女性が特に大きなストレスを
抱えて腰痛になっているのではと疑われています。



 

 

 

 

 

椎間板ヘルニアに関する研究では、以下のような興味
深いデータもあります。

「腰痛がなく、腰痛経験もない健康な人」46名を
画像診断してみると、なんと76%の人が「椎間板
ヘルニア」と診断され、85%の人に椎間板の変形が
発見されたのです!

なぜ変形があるにも関わらず、腰痛を感じないのかも
精神的な要素が大きく関わっていると言われています。

それは「ドーパミンシステム」という人体のしくみと
関係があります。

簡単に言うと、ドーパミンシステムが正常に働いている
痛みを抑える「オピオイド」という脳内物質が分泌
され、痛みを感じにくくなります

ただしオピオイドは「ストレス」によって減少して
しまうため、痛みを強く感じてしまうのです。

逆に言えばヘルニアそのものを治さなくても、ストレスを
解消させればオピオイドが分泌されて腰痛が抑えられる
ということです。

こうした理由から日本整形外科学会では、ストレスを
原因とする腰痛に対して、1ヶ月以上痛む場合は、
「カウンセリング療法」を強く推奨しています。

3ヶ月以上痛む場合は抗うつ薬の投薬も強く推奨
しています。

ちなみにカウンセリング、抗うつ薬の投薬以外では
「腰痛コルセットの使用」、「温熱療法(3ヶ月未満
の痛み)」が推奨されています。

意外ですが、「安静にしている」は「推奨しない」
されています。。。

さらに意外ですが「マッサージ(整体)」も推奨しない
されています。。。

世界の腰痛診療ガイドラインには腰痛が起きたとき、
安静が推奨されない理由を以下のように発表しています。

・安静にしていることによって、腰痛を悪化させる
恐れがある

・横になって塞ぎ込むことで痛みが増す

・何もしないでいると意識は痛みにばかりいく

・痛みというストレスが高まり悪循環になる

 

私自身過去ぎっくり腰になった時は、最初はまだ歩けた
のに家に帰ってベッドに横になった途端、どんどん
ひどくなっていったことをよく覚えています。

痛くて、寝返りも打てず、夜一睡も出来なかったのを
今でもはっきり覚えています・・・

今思えば、あの時、横にならず歩いたりして、カラダを
動かし、何か痛みを忘れるような楽しいことをするべき
だったのかもしれません。

幸いあれ以来、一度もぎっくり腰になったことはあり
ませんが、ジムの会員さまでもぎっくり腰になる方は
たまにいます。

その時は安易に安静にさせず、横にさせないように
指導しようと今回調べて思いました。

あなたもぎっくり腰や腰痛にならないように日頃から
ストレスを溜めないようにうまくストレス発散して
ください!

もしぎっくり腰かも!?と思っても安易に横にならない
ようにご注意を!

それでは、また。

 

追伸

アーミーフィットネスジムの会員さまでも慢性的な
腰痛を持っている方も30~40代の働いている女性
会員さまが多いように感じます。

腰痛持ちの会員さまには、しっかりストレス発散
してもらえるようにトレーニングメニューを考えようと
思っています。

 

 

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