Tag Archives: 運動習慣

東日本大震災から6年・・・


こんにちは。埼玉県越谷市川口市にある自衛隊式トレーニングジムアーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。



東日本大震災から6年が経過しました。

あの震災・津波から感じたことは人それぞれ大なり小なりあったと思います。

私個人的なことで言えば、10年務めた自衛隊を辞めた翌年起きた出来事で、あのニュースや映像を見たり聞いたりしたことで、いざという時最低限動けるカラダが必要だと強く感じ、今のアーミーフィットネスジムをオープンするきっかけとなりました。

6年経過した今でも、心の片隅には地震や火事・事故・トラブルなどが起きた時は、冷静な判断と迅速に動けるようにしないといけないと心がけています。

そのための心構えといざという時の動けるカラダを日頃からこつこつと作っていかなければと思っています。



いろんなトレーニング、スポーツ、運動がありますが、私はいざという時カラダが動ければなんでも良いと思います。

ただし週に1回(もしくは2週間に1回)は何かしらの運動をしないと、いざという時カラダを動かすのは難しいと思います。

特に40歳以降筋肉・体力の衰えは本人が思っているよりも大きいので、アラフォーになったら週に1度の運動習慣を身につけてほしいなと心から思います。

またいつ大きな災害が起きるか、起きないかは誰にもわかりません。

しかし災害だけではなく、事故やトラブルはいつ誰にでも起こり得ることだと思います。

そうしたときに頼りになるのは健全な精神と動けるカラダ(あとは少しの蓄え・備え)だと思います。

もしあなたがずっとカラダを動かしていないなら、ウォーキングでも筋トレでも好きなスポーツでも何でもいいので週に1回はカラダを動かしましょう!



それでは、また。

 

追伸

「健全な精神は健全な身体に宿る」と言われています。

トレーニングや運動を1回だけではなく、継続して続けることが出来ると少しずつ自信がついてきます。

加えて変なプライドもなくなってきて素直な気持ちが出てくるように思います。



素晴らしいものは「素晴らしい!」

駄目なものは「ダメ!」

と自分にも人にも言えるような人間になりたいと私は思います。

 

 

 

 

 

 

Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

筋肉を「維持する」という考え方


こんばんは。埼玉県越谷市と川口市にある自衛隊式トレーニングジム「アーミーフィットネスジム」伊藤隊長です。

先週20日(日)はワールドスポーツボクシングジムで開催されたスパーリング大会「足立ボンバイエ」アーミーフィットネスジムから私以下大人5名、キッズ2名が参加させていただきました!

以前のブログで私は今回は参加を見送ると書きましたが・・・
前言撤回!今回も参加させていただくことにしました!

理由はいろいろありますが、一番大きな理由はいつ怪我や病気、仕事の都合などで参加できなくなるかわからないので、現在参加できる環境なら参加しようと思ったからです。

半年前に比べてどれだけ成長したか確かめる貴重な真剣勝負の場でもあるので、全力で頑張ってきました!(結果は追伸で!)

 

さて、本日は筋肉を「維持する」という考え方について少し私の考えを書きたいと思います。

最近よくテレビや本などで健康や介護予防のために様々な高齢者の運動の取り組み特集がされているのを見かけますが、私が見て思うのはなぜもう少しはやく、40代くらいから運動習慣をつけなかったのかということです。

40歳以降年々筋肉は1%落ちていくと言われているので、60歳になった時には40歳の時より20%も筋肉が落ちている計算になります。





 

筋肉はつけるのは大変ですが、落ちるのは簡単であっという間です。
筋肉をつける、落とすという考え方の他に、もう一つ筋肉を維持するという考え方がとても重要で、これなら比較的簡単に継続していけると思っています。

一般的に筋肉をつけるには週に1回(理想は2,3回)以上筋トレをしないといけませんが、筋肉を維持するなら2,3週間に1回だけ筋トレをしていれば良いと言われています(諸説あります)。

 

もしも・・・40歳から2,3週間に1回筋トレをはじめて、たんたんと継続出来ていれば60歳になっても40歳の時の筋肉のままです(理論上は)!

当たり前ですが60代になってから健康のために運動しようと思っても腰やひざが痛かったり、体力も落ちているので、軽い運動でさえしんどいと思います。。。

それでも健康のためには運動は絶対に必要ですので、いくつになっても運動を始めるのに遅いということはないのですが・・・それでもやはり早いに越したことはないと私は思っています。

そして運動を始める時期は、筋肉が落ち始めるアラフォーがベストだと私は確信しています。



「40代になったら2,3週間に1回は何かしらの運動やスポーツ、トレーニングをしてほしい」と私は強く思います。

40代は20代に較べればもちろん体力の低下は感じるでしょうが、筋力はまだそれほど低下しているわけではないので運動を始めるにはとても良い時期だと思います。

ぜひアラフォーになったら健康のためにも2,3週間に1回運動をして将来健康な60代を目指してほしいと思います。



 

・・・個人的には60になってからあわてて運動を始めるのは本当にしんどいと思いますし、都合の良い話のような気もします。(開き直って全く運動しない高齢者もどうかと思いますが。。。)

もっとマスメディアが高齢者の運動の重要性だけでなく、40代からの運動の重要性も強く発信して、高齢者だけでなくたくさんのアラフォーが運動に前向きになってくれればと思っています。

それでは、また。

 

追伸

冒頭にも書きましたが、スパーリング大会の結果は「1勝6敗」でした。。。

キッズ2名はU-15の全国大会常連相手に大変頑張りましたし、私も負けはしましたが、得るものもとても大きかったと感じることが出来たので参戦して本当に良かったと思っています。

他の会員さまもたくさん得たものがあったと言っていたので良い経験になったと思います。

次回もまた参加できる状態なら参加します!

ワールドスポーツボクシングジムの会長さま、トレーナーさま、スタッフの方々さま、本当にありがとうございました。

 

 

 

Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,

「ロコモ」って知っていますか?


こんばんは。埼玉県越谷市にある
アーミーフィットネスジム
伊藤隊長です。

さあ学生にとっては夏休みの始まりですね!!!
海に山にプールに楽しい思い出を作ってほしいと
思います!

水の事故には十分注意して楽しい夏休みを過ごして下さい!

ちなみに今日は越谷花火大会です!!!
(去年は花火大会の日にアミコンしたことを思い出しました。。。)



 

 

 

 

 

 

 

さて本日は「ロコモ(ロコモティブ症候群の略)」に
ついて少しお話したいと思います。

「ロコモ」とは骨、筋肉、関節、神経といったカラダを
動かす「運動器」の衰えにより、近い将来介護が必要に
なる危険性が高い症状を持っている、あるいはすでに
要介護になっている状態です。

杖や歩行器に頼らないと歩けない人は、近いうちにロコモに
なるリスクが高いと思います。

ロコモは高齢者がなるもの。自分には関係ない」と
思っている方も少なくないでしょう。

しかし・・・

厚生労働省の調査によると、40歳以上の男女の5人に
4人が「ロコモもしくはその予備群」という衝撃的な
結果が出ています。

体力低下が著しい40代のうちから手を打たないと、
健康寿命が短くなります

ちなみに健康寿命とは、「介護を受けたり、寝たきりに
なったりしないで、自立して健康的な日常生活が送れる
期間」のことです。

厚生労働省では、2013年3月から取り組む「健康日本
21」の第2次計画で、ロコモ予防を大きな柱に据えて
います。

世界随一の長寿国日本の平均寿命は平成22年で
男性79歳、女性86歳です。



 

 

 

 

 

それに対して健康寿命は・・・
男性70歳、女性73歳です。

男性で9年、女性で13年近くも介護なしで日常生活が
送れない期間があるんです。。。

これから目指すのは、単に長生きするだけでなく、
自立して健康的な生活が送れる健康寿命を延ばすことです!

そのために必要なのがロコモの予防です。

ではロコモをチェックする方法として、日本整形外科学会
では、高齢者を意識して次の7つの項目でロコモをチェック
する方法を提案しています。

1 片足立ちで靴下がはけない
2 家の中でつまづく、滑る
3 階段を上るのに手すりが必要
4 横断歩道を青信号で渡りきれない
5 15分続けて歩けない
6 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難
7 掃除機の使用などの、やや重い家事が困難

ロコモが増えている根本的な理由は、医療の発達などを
背景に伸び続ける平均寿命に運動器の寿命が追い付いて
いないからです

1950年ごろまでは平均寿命は男女とも60歳前後で
多くの方が運動の衰えとともに寿命を迎えていたので
ロコモはクローズアップされませんでした。



 

 

 

 

 

 

 

ところが今は100歳以上の百寿者が全国で5万人を
超えるなど、半世紀前とは比較にならないくらい長寿化
しています。

今40代の人が高齢者になるころにはもっと寿命が
伸びて平均寿命100歳になっているかもしれません。。。

健康寿命を延ばすためにこれまで国は「要介護の一歩
手前の人が寝たきりにならずに自立するためには何を
すべきか」をメインに据えていました。

しかしこれからのロコモ対策は「予防」が重視されるように
なっています。

その理由はロコモ予備群である40代に明らかな体力不足
が見受けられるからです。

文部科学省の新体力テストの結果(平成21年度)によると
40代後半から著しい体力低下が見られます。

さて長くなりましたが、まだお付き合いください。

ロコモには3つの要因があります。

1 筋力の低下
2 バランス能力の低下
3 運動器の疾患(骨粗しょう症、変形関節症など)

なかでも40代からの衰えが目立つのが筋力の低下です。

エイジングとともに肌にしわが増えてハリがなくなるように
年を重ねるごとに筋肉の細胞も老化が進んで、筋肉の
減少が起こります

年齢による筋力の低下よりも、さらにひどいのは
生活習慣による筋力の低下です。。。

便利な現代生活に慣れていると運動不足になって筋肉が
減っていきます・・・

徒歩3分近くのコンビニまで行くのに、自転車を使うのか
自動車を使うのか。

駅で階段を使うのか、エスカレーターを使うのか。

掃除機を使って掃除をするのか、自動掃除機(ルンバなど)
に任せてしまうのか。

「便利なものを使うけど、運動習慣を身につける」のか、
「運動習慣はないけど、極力便利なものを使わない」のか。

そうすることで、ロコモ予防をすることが出来るのでは
ないでしょうか。

ぜひ、あなたもロコモ予備群にならないように、運動を
意識して筋力の低下を防いでください!

それでは、また。

 

追伸

私は「便利なものを使うけど、運動習慣を身につけよう
というタイプです。

駅ではエスカレーターも使うし、近くのコンビニまでも
自転車を使います。。。

おそらくほとんどの人は駅でエスカレーターを使うので
はないでしょうか?

考え方一つで、運動する時間がないと言って運動しない
人も階段の上り下りで下半身の筋力低下は防げるはずです。

忙しく時間のないサラリーマンの方も週に2回
位は階段デーを作ってみてはいかがでしょうか!?

 

 

Tags: , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,