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少しでも成長していく(漸進性過負荷の原則)


こんばんは。埼玉県越谷市と川口市、春日部にある自衛隊式トレーニングジムアーミーフィットネスジム」の伊藤隊長です。

アーミーフィットネスジムの昔からの会員でプロキックボクサーのリョウタ(19)が、来月8/4(日)「新日本キック」という団体のタイトルマッチに臨みます!



そして・・・その翌週の土日から、そのリョウタがアーミーにアルバイトに入ってくれる予定です!会員さまはお楽しみにしていてください(^^)/



 

さて本日は漸進性過負荷の原則について簡単にお話ししたいと思います。

漸進とは「少しずつ進んでいく事」、過負荷とは「過剰な負荷を与える」という意味です。



トレーニングにおいてこの「漸進性過負荷の原則」は肉体改造する上で非常に需要な原則になります。

私なりの噛み砕いた感覚で言うと、漸進性過負荷の原則とはビッグ3の挙げられる重量や自体重筋トレ(腕立て伏せや腹筋、懸垂など)の回数を少しずつ伸ばしていくことです。

例えば腕立て伏せが40回出来るのに、20回で止めてしまっては筋肉の成長があまりしないということです。。。

フリーウェイトで言えば、例えばベンチプレスが100kgを10回挙げれる人が、60kgで10回挙げてもあまり筋肉は成長しないという事です。。。

もちろん体調が悪い時や怪我などしている時は成長よりも維持するためのトレーニングをするべきですが、どこも痛くなくて調子が良い時は「漸進性過負荷の原則」に則ってトレーニングをしていくと肉体改造に成功しやすくなるのは間違いありません。



自体重トレーニングをしている人は時間を決めて何回出来るか、時間無制限で何回出来るか、重りを背負って何回出来るか、姿勢の強度を上げて何回出来るかなど、その人の成長に合わせて常に適切な負荷をかけていく事が大事だと思います。

フリーウェイトをしている人は挙げれる最大重量を伸ばしていったり、回数を多めにしたり、インターバルを少なくしたり、セット数を増やしたりしていきましょう!

ただ疲れや筋肉痛が残っていると前回トレーニングしたときよりもいろんな数字が落ちることがあります・・・

個人的にはサラリーマンやOL、主婦の方はトレーニングの感覚を2~3日しっかりあけて疲れをとって、万全な状態でトレーニングを継続して自分の成長を感じてほしいと思います。

 

男性だったら懸垂が出来なかったのに突然1,2回出来る瞬間や、女性だったら腹筋が少ししかできなかったのに20回以上出来るようになる瞬間は誰でも嬉しいと思います(>_<)

ちなみに私は現役自衛官の入隊当初は懸垂が1回も出来ませんでした。。。(そもそも学校でしたことがありませんでした・・・)

それでもこつこつ鉄棒にぶら下がったり、飛びつき懸垂を繰り返して初めて懸垂が1回出来た時はすごくうれしかったのを覚えています(^_^;)

それから現役自衛官時は体力検定合格回数の4級8回、3級11回、2級14回、1級17回と明確な目標を持って懸垂を錬成してきました(最後にはぎりぎり17回出来ました!)。

現在は調子がいいと20回出来ますが、気持ち的にそれ以上懸垂を伸ばしたい気持ちがわいてこないので、懸垂がいつでも10回出来るくらいに維持するイメージで週に1回懸垂をトレーニングしています(^_^;)

懸垂に関して言えば自衛官入隊当初は漸進性過負荷の原則にばっちり沿っていましたが、現在は原則からはずれてしまっています(-_-)・・・

30回くらいまで出来た方が良いとは思うのですが、なかなか気持ちが沸いてこないんですよね。。。

 

人の持っている体力・筋力・気力には限界があります。加えて時には仕事や家事で忙しくて心もカラダも疲れている時もあるでしょう(-_-)

気持ちがなければそもそもつらいトレーニングなんてしません(出来ません)し、かといって気持ちがあってもカラダが疲れているとオーバートレーニングしてケガしてしまうこともあります。。。

つまり漸進性過負荷の原則、少しずつ負荷を高めて成長していくには前向きな気持ちと健全なカラダが必要だと思います。

欲張っていきなり全部大きく伸ばそうとせず、あわてないで少しずつ成長していけば3か月後、1年後、10年後大きな成長があるのは間違いありません

とにかく少しずつトレーニングを継続して、カラダを変えていきましょう!

それでは、また。

 

追伸

激痩せコンテスト2019のエントリー者の結果測定が終わりました!

次回のブログで紹介しますのでお楽しみに(^^)/

 

 

 

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80歳でエベレストに登るためには・・・


こんにちは。埼玉県越谷市にある
アーミーフィットネスジム
伊藤隊長です。

やっと少し暑さも和らぎ、足が遠のいていた会員さまも
またトレーニングに来られるようになりました。

今年の夏は本当に暑かったので、運動する気が確かに
なかなか起きなかったですよね・・・

これからは涼しくなりますので、あなたもしっかり
運動して下さいね!!!

 

さて本日は80歳でエベレストを登頂した三浦雄一郎
さんのお話を少ししたいと思います。



 

 

 

 

 

 

 

三浦さんはもともとプロスキーヤーで、70歳の時に
エベレストに登って以来、75歳、そして今年80歳
で登っています。

65歳の時に、スキーヤーを引退して10年ブランクが
あったにもかかわらず、三浦さんの父親が99歳にして
モンブランを滑降するためにトレーニングに励む姿を見て、
親父に負けるかと思い、親父がモンブランなら、俺は
エベレストだと決意したそうです。

トレーニングは1年目は片足に1kgの重りをつけての
ウォーキング、2年目は3kgという具合に、負荷を
上げていき、登頂前には片足8kgの重りと、30kgの
ザックを背負って、ウォーキングをされています。



 

 

 

 

 

 

 

それ以外にも、低酸素トレーニングや、国内外の高山での
実践トレーニングも重ねたりされています。

当然、高齢ですからケガや手術も何度か経験されています。

・スキー中の転倒での骨盤骨折
・不整脈を治療するためのカテーテルアプレーション手術

しかし、ケガや術後の回復もトレーニングのおかげ(筋肉)で、
とても速かったらしいです。

ちなみに、三浦さんは毎年体力測定を鹿屋体育大学で行って
いますが、毎年各項目の数値が前年を上回っているらしい
のです!(素晴らしい!!!)

運動は加齢にも打ち勝てるということを体現されて
いると思います。

 

さて、そんな三浦さんは5年ごとにエベレストに登頂
されています。

つまり、5年ごとに目標をしっかり自分で決めて、
それに向けてトレーニングをされているのです!

そうすればケガをして1年休んでも焦ることはないし、
最初出来そうになくても5年後達成できるように努力
しやすいですよね。

 

三浦さんははじめに「夢ありき」だと言います。

「単に健康になりたい、やせたいだけのトレーニングだと
義務感のようなつまらないものになってしまう。

それでは年に勝てない。

高尾山に登りたい、ゴルフでもっと飛ばしたい・・・
そういう夢があると今の自分をもう一つ越えることが
出来るんです。

トレーニングと気持ちは両輪のようなもの。

カラダを鍛えるにしても、鍛えたカラダで何をするのかが
大切ですよね。」



 

 

 

 

 

多くの人はカラダを鍛えて痩せたい、健康になりたいと
なんとなく思っています。

そこからもう一歩踏み込んで、なぜそう思うのか自分で
よく考えてみてほしいと思います。

・スタイルがよくなって異性にもてたい

・打ち込んでいるスポーツでもっといいパフォーマンスを
出したい

・美味しいものをたくさん食べても太らない体にしたい

・いつまでも元気な老後を過ごしたい

・・・などなど、人それぞれ年齢や環境によって何か
トレーニングの先には「夢」があると思います。

1ヶ月先に見れる夢は小さいですが、5年先に見れる夢は
とても大きなものです!!!

ぜひ、あなたも自分の5年先の「夢」を設定して、それに
向けてトレーニングしてください!

単調なトレーニングも、前向きにトレーニングする
ことが出来るに違いありません!

それでは、また。

 

追伸

私の5年先の「夢」は、ボクシングでプロのライセンスを
取ることです。

齢的に日本では無理なので、タイまで行って取ろうと
考えています(通っているボクシングジムで40歳で
タイでプロのライセンスを取られたトレーナーがいるんです!)。

3か月後は無理ですが、5年時間があれば本気で可能だと
思っています。

そのために逆算して、しなければいけないことがたくさん
あるので、トレーニングもより頑張れます。

当面は11月にボクシングジムで開催されるスパー大会で
勝つことです!!!

ちなみにカラダ的には、K軍曹のような「6パックと
いかつい背中」に5年後までにはなりたいと思います!


 

 

←K軍曹の6パック

 

 

 



 

 

←K軍曹のいかつい背中

 

 

 

 

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